給食の仕事は、覚えることが多く細かいです。
また、時間がないため、ゆっくり覚えるのが難しく、仕事を覚えるのには、数か月は見た方がいいでしょう。
職場ではしっかりメモをとり、自宅で別のノートにまとめ直すと、その日の復習にもなり、仕事を覚えやすくなります。
また、先々の献立をチェックすることで、自分が担当する作業(魚介の下茹でなど)を予習して、実践に臨むと焦りや不安が減ります。
給食の仕事が覚えられないのは当然
給食の仕事は覚えることが多く、ゆっくり覚える時間がない
給食の仕事は、覚えることが多くて細かいです。
また、現場の流れに付いていく必要があるので、ゆっくり復習しながら覚える時間的余裕も最初はありません。
私は仕事を一通り覚えるのに、数か月かかりました。
他のパートさんも似たような感じで、入って1ヶ月やそこらで作業を覚えられる人はいません。
調理補助の仕事を始めた頃は、仕事が覚えられなくて落ち込むかもしれませんが、大丈夫。
みんな同じです。
慣れてくると、現場の全体像も見えてくるし、自分の作業パートは一通りこなせるようになっています。
教えてもらったことはどんどん忘れる
仕事の間に、作業を覚えることができたらいいのですが、なかなかそうはいきません。
人の記憶は時間が経つごとに、どんどん新しく覚えたことを忘れていくんですね。
だから、教えてもらったことも次の日には大半を忘れてしまいます。
特に仕事を始めたばかりの頃なら、一度にたくさんの情報が入ってくるので、頭の中で整理しきれずに、分からないままになってしまう場合もあります。
結局、いろんな情報がごちゃまぜになり、あやふやにしか覚えていない、ということにもつながります。
給食の仕事の覚え方
私が給食の仕事をしていた時の仕事の覚え方を紹介しますね。
勤務中は常にメモを取る
メモを取れない状況はしょうがないです。
ミミズが張ったような字でいいので(←後で自分さえ読めればOK)、仕事の説明はメモを取る。
自宅できれいなノートにまとめる
自宅で、清書用のノートにまとめ直す。(←頭の中で作業を思い出しながらまとめるといいです)
なるべく記憶が残っている方がいいので、できれば、その日のうちにまとめるのがおすすめです。
献立メニューを前もって予習する
献立内容によって、作業も変わってきます。
例えばですが、調理場の当番の日に、『エビと野菜の炒め物』が給食メニューで、エビの下茹での作業があるとします。
調理補助として、エビの下茹での作業を前もって復習しておけば、当日ミスの可能性も減るし、慌てる心配もなくなります。
スピードよりミスを減らすことを重要視する
給食の仕事を始めたばかりの頃は、作業ペースを守りながら、仕事を一人でこなすのは結構大変です。
けれど、スピード優先で仕事をミスしたら、ミスのリカバリで、余計に周りに迷惑をかけることにもなりかねません。
最初のうちは、自分に任された仕事を正確にこなすことを第一として作業をすると、コツを覚えてスピードも速くなってきます。
質問するタイミングは重要
家でまとめ直して、実践してみても、疑問点は出てきます。
質問しづらい雰囲気がある職場もあると思いますが、疑問点は時間が経つほどに確認しづらくなります。
もしかしたら『前に教えたよね』と嫌味を言われる可能性もあるかもしれませんが、分からないことは解決したほうが、絶対いいです。
質問するなら、休憩時間やその日の仕事が終わった後など、他のパートさんや従業員さん達にゆとりがあるときがいいです。
『先日、教えて頂いたことで確認したいことがあるのですが、今、質問してもよろしいでしょうか』と丁寧に聞くと、丁寧に教えてくれることは多いです。
また、やる気があることのアピールにもつながり、困った時に助けてもらえるようになる可能性もあります。
7ヶ月経っても覚えられないのはまずい!?
私がいた給食の現場では、だいたい数か月すると、うろ覚えな部分はあっても、従業員は大まかに覚えて作業を進められるようになっています。
半年以上も作業が覚えられない場合、給食の仕事が合っていない、給食調理の作業ペースが辛い、給食調理の現場の雰囲気が悪く、怖くて聞けない、など、覚えられない理由があるのかもしれませんね。
もし、『今までメモをとってこなかった』、『分からないことをそのままにして半年以上たってしまった』などの場合、心機一転、メモを取るなどして、仕事を覚え直してみると、仕事が覚えられるかもしれません。
怒られるのは作業を覚えると減ってくる
仕事を覚えられなくて嫌なのは、『他の従業員に迷惑をかけてしまうこと』、『怒られる・怒鳴られる・嫌味を言われる』ではないでしょうか。
仕事中だけ怖い人は、時間通りに作業を進めることや、安全管理などの責任感が強い人なので、作業内容や安全管理のルールなどをきちんと覚えれば、怒られることは減ってきます。
私は最初の頃は、怒られたり、『一回教えたよね』『またミスしてるよ・・』なんて嫌味や陰口を言う人もいたのですが、仕事がひととおりこなせるようになってくると、怒られたり、嫌みを言われることは少なくなりました。
ただし、怒られることが原因で、『分からなくても確認できない』『出勤するのが不安になってしまった』というパートさんもいました。
人間関係が大変だと作業に影響が出る
怒られる・嫌味を言われる・陰口をたたく、など人間関係が良くない給食室もあります。
作業を覚えていても、萎縮して、ミスを繰り返してしまう人もいます。
また、
- 威圧的な雰囲気の為に、分からない部分が聞けずにミスにつながる、
- ささいなミス、習ったばかりの作業なのに、怒鳴られて、気持ちが折れてしまう
など、人間関係が原因で、仕事が覚えられなくなってしまう場合があります。
人間関係によって、仕事が覚えられない場合、改善されない場合があります。
辞めたいと思ったら
メモを取る、復習する、など、まだ自分で頑張れることがあれば、もう一度チャレンジしてみてもいいと思います。
けれど、人間関係など自分の努力以外の部分で、どうにもならないなら、思い切って次の仕事を探すことを考えてみるのもいいでしょう。
頑張ってみたけれど
- 仕事のペースが自分の性格と合わない
- 半年以上たっても仕事が覚えられない
- 人間関係や職場の雰囲気で、萎縮して仕事をミスする
などの場合、思い切って給食の仕事を辞めることも、候補にいれてもいいんじゃないでしょうか。
まとめ
給食の仕事は、ミスがその後のペース配分に影響を及ぼすことも多いです。
うろ覚えの場合、怒られてもきちんと確認して、作業するようにしましょう。
給食の仕事が覚えられない場合、メモを取る→家で復習→献立メニューで作業の予習
をよかったら、試してみてくださいね。
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