学校給食の仕事は、人間関係、仕事が覚えられない、疲れる、仕事内容が辛い、などで辛いと感じる人は多いです。
1ヶ月~半年ほど勤務を続けると、仕事やスピードにも慣れてきますが、人間関係など解消されにくい悩みもあります。
また、『思っていた仕事内容と違った』、『辛いと思う原因が解消されない』こともあります。
私が働いていた給食室では、勤務開始から1ヶ月や数か月で辞める人も多く、1週間で辞めた人もいましたよ。
やれるだけやっても、疲れや辛さが改善されないなら、自分に合う仕事を探してみるのはどうでしょうか。
学校給食パートを辞めたい
学校給食パートを辞めたい理由
学校給食の調理補助パートを辞めたくなる理由として、
- 人間関係
- 仕事が覚えられない
- 体力がついていけず疲れる
- 仕事内容が辛い
のいずれかが多いです。
給食調理のパートは一般的な飲食のパートと違い、ルールや作業内容も細かく、時間との戦い、重いものを持つ作業もあるため、仕事を始めて数日で辞めたくなる人も多いです。
私が働いていた職場では、短い人だと、1ヶ月たたずに辞めた方もいました。
在職期間は人それぞれ
私が働いていた職場の場合、勤務開始してから1週間程で辞めた方が最短でした。
他に1ヶ月、数か月など半年未満で辞めた方も多かったです。
だから、何年も働いているベテランパートさんの次に、2年程働いている私がいて、その下はいつも入れ替わり立ち代わりで、いつまで経っても私は下っ端の状態でした(笑)
退職日時もさまざま
通常、2週間~1ヶ月前に退職の旨を伝えることが一般的ですが、即日で退職した人もいます。
体調不良など致し方ない理由の場合は、2週間を待たずして、退職していました。
主な退職理由
パートさんが辞める時の退職理由は、親の介護、体調不良、重い病気が判明した、旦那さんの転勤などのほか、『職場に行くのが辛い』というメンタル的な理由で様々です。
疲れるから辞めたい時
給食パートの仕事を始めた数日は、作業の流れに付いていくだけでヘトヘトになります。
作業内容は細かくて覚えることはたくさんだし、野菜カットや洗浄作業など量も多いので、休む暇もないんですよね。
給食パートを始めて数日の場合、1~2ヶ月ほど勤務すると、体力がついて体が慣れてきますよ。
作業時間内に自分の当番の仕事も、最初の頃ほどの疲れもなく、終わらせられるようになってきます。
ただ、数か月~7ヶ月目以降も働いてみても、『どっと疲れる』『体がついていけない』という場合、作業内容や作業ペースが体に合っていないのかもしれませんよね。
疲労が溜まって、体調不良になったり、心がストレスを感じる可能性もあるので、給食の仕事を辞めるかじっくり考えてみるといいですよ。
辛いから辞めたい時
学校給食の仕事で辛いと感じるのは、人間関係か作業内容ではないでしょうか。
人間関係が辛い場合
女性が大半の職場なので、人間関係のトラブルが発生することがあります。
また、限られた時間内に全て終わらせるという環境のせいか、言葉が荒々しかったり、口調がきつくなるパートさんがいることもあります。
私が働いていた給食室でも、仕事内容よりも人間関係が辛くて、辞めてしまった人はいます。
『ちょっとしたことでも注意じゃなく、怒鳴られる』『同じ質問をすると怒られるため、怖くて聞けない』など理由は色々でした。
人間関係の場合、長く働いたからといって、解消される問題でもないので、仕事を変えることも考えてみるといいかもしれませんね。
仕事が覚えられなくて辛い
給食の仕事は、ルールが細かく、作業工程も細分化されています。
また異物混入や給食の安全性、衛生環境などから、覚えることはとても多い職種です。
他のパートさん等から教えてもらったことを覚えるなら、教えてもらったことはノートにしっかりメモするといいですよ。
家に帰ったら、清書用のノートに、まとめ直します。
その日の作業内容を頭の中に思い浮かべながらまとめると、理解しやすくなると思います。
仕事中はメモ用、清書用、2冊のノートを持ち歩いて、作業の確認は清書用のノートを使っていました。
特に給食の仕事を始めたばかりの頃は、情報量が膨大で、何を聞いてるのかも全く分からない状態だと思います。
疲労も貯まっていると思いますが、家に帰って復習すると、作業内容を理解しやすいです。
やれるだけのことはやったが仕事が覚えられない、という場合は、転職も考慮してみてはいかがでしょうか。
作業のペースが辛い
給食調理の仕事は、時間との勝負な部分があります。
そのため残業がないのは、魅力の一つです。
入ったばかりの頃は訳も分からず、流れについていく感じなので、体力的にも辛いです。
1ヶ月くらい働くと、全体的な作業の流れも掴めてきます。
ただ、マイペースに仕事がしたい人、スピード感や臨機応変に動くのが難しい人には、苦手な環境かもしれません。
自分のペースに合った仕事を探してみるのもいいかもしれないですね。
作業の量が辛い
自校式の給食室の場合、数百人~1000人程度の給食を作るため、作業の量も多くなります。
野菜の洗浄・カット、配缶、調理補助、食器の洗浄など、各作業のボリュームがすごいですよね。
半年くらい勤務すると、だんだんコツが掴めてきて、大量のお皿も時間内に終わらせられるようになります。
補助パートはすぐに辞めても大丈夫?
なるべくなら、2週間~1ヶ月くらい前に、職場に退職の意思を伝えるのがいいです。
パートの募集したり、他の現場から人を連れてきたり、人数の補充をする余裕が職場側にもできるからです。
けれど、心身の不調など急を要する理由の場合、すぐの退職も可能です。
大切なのは、辞めたい日時をしっかり伝えること。
あやふやに言うと、『あと○ヶ月だけお願い』『次の人が決まるまで頑張ってほしい』などと、引き延ばされる可能性もあります。
退職理由の例
退職の旨を伝えるの、退職理由の例文をいくつか挙げるので、良かったら参考にしてくださいね。
私が働いていた給食室で、実際に聞いた対象理由も載せてます。
介護が理由の場合
- 親の体調不良が思わしくなく、介護と実家の手伝いをすることになった
- 病気(又はケガ)で入院することになり、身の回りの世話をすることになった
体調不良
- 1ヶ月ほど前から体調を崩し、病院に行ったら安静を勧められた
- 大きな病気で治療が必要になった
- 体調不良で、頭痛が止まらず仕事が困難になった
- 腰を痛めてしまい、長時間の立ち仕事が難しくなった
家族の都合
- 夫の転勤が決まった
- 子供が病気(又はケガ)を患い、看病や世話が必要になった
- 子供が学校に行けなくなり、一人で留守番させることができない
自分の都合
- 勉強したいことがあり、学校に通うことになった
- 資格を取得したため、別の業界への転職が決まった
メンタルが原因
- 仕事のプレッシャーが強く、布団から起き上がれなくなってしまった
まとめ
学校給食の仕事は、ハードな面もありますが、時間とともに慣れてくる部分もあります。
けれど、人によって辛く感じる理由は様々です。
やれるだけやってみても、改善されないなら、思い切って退職を考える必要もあると思いますよ。
コメント