ティファールの内側の焦げ付きを落とすなら、基本は水と中性洗剤を入れて沸騰させて落とします。
落ちない場合は、重曹と水で煮沸する、重曹ペーストで洗うなどの方法もあります。
汚れ落とし専用のグッズなら、『油汚れ落とし119』もコゲや油汚れを落としやすいです、
ティファールでは、アルカリ性のものを使用するのは、あまり薦めていません。
もしアルカリ性のグッズでコゲを落とす場合、使用後にしっかり水洗いしてよく拭くよいいですよ。
ティファールの焦げ付きの基本的な落とし方
ティファールの鍋やフライパンを焦がした場合、水と中性洗剤を用意してください。
水と中性洗剤を鍋やフライパンに入れて、5分程度煮沸します。
煮沸していると、少しずつ焦げが剥がれてくるので、最後によく水洗いしてくださいね。
フライパンや鍋の焦げには重曹も有効
水と中性洗剤で焦げ付きが落ちない場合、重曹を使って落とす方法があります。
けれど、お酢などの酸性ものや、重曹などアルカリ性の素材は、なるべく避けた方がいいです。
酸性やアルカリ性のものは、テフロン加工にとって、腐食の原因になるんですね。
もし頑固な焦げを落とすために重曹を使うなら、焦げを落とした後に、中性洗剤で洗ってよく拭いてください。
内側の焦げ付きの取り方
焦げ付いたフライパンや鍋に水と重曹を入れて、10分~20分くらいぐつぐつ煮ます。
重曹を使う量ですが、水コップ1杯分に対し、重曹大さじ1を目安にしてみてくださいね。
焦げ付きによっては、量を多くしてみてください。
気を付けてほしいのが、重曹をいれるタイミング。
沸騰したお湯に重曹を入れると、吹きこぼれて危険なので、水の段階で重曹を入れた方が安全です。
重曹水を煮沸していると、炭酸ガスの効果で、少しずつ焦げが剥がれてきます。
煮沸後は、鍋やフライパンの底に残った焦げ付きを、中性洗剤を付けたスポンジでこすってみてくださいね。
焦げ付いたら、なるべく早く落とすのが、焦げをキレイにとるポイントです。
外側や底の復活方法
鍋やフライパンの外側や底の洗い方には2つの方法があります。
沸騰した重曹水に浸ける
コゲを落としたい鍋やフライパンより、一回り以上大きい鍋やフライパンを用意します。
水と重曹を入れ、鍋などの外側や底面を浸します。
重曹水を沸騰させたら、20分くらい、煮沸してコゲを落とします。
煮沸後は、中性洗剤を付けたスポンジで擦り落とします。
重曹ペーストで落とす
とはいえ、大きいフライパンや鍋の場合、さらに大きいフライパンなどを準備するのは、ちょっと大変ですよね。
その場合、焦げで汚れた部分に重曹ペーストをつけて、スポンジで擦る方法もあります。
油汚れ落としジェル119を使う
鍋やフライパンの底面の汚れにジェルを付けて、ラップパックをすると、油汚れや焦げ付きがジェル状に溶けて、取りやすくなります。
使ってはいけないもの
焦げ落としはできるのですが、ナイロンたわしや研磨剤入りの汚れ落としなどは、テフロン加工の表面に傷を付ける可能性があります。
また、鍋やフライパンの底や外側は、テフロン加工にはなっていないものの、表面の塗装が傷つく可能性もあります。
大切な調理器具に傷を付けたくないなら、スポンジで汚れを落とす方が安全です。
ティファールが焦げ付かない使い方
せっかく汚れを落としたら、今後は焦げ付かないよう、きれいに使いたいですよね。
フライパンや鍋を焦げ付かないような使い方を紹介します。
汚れをしっかり落とす
洗い方が不十分だと表面に汚れが残り、焦げ付きの原因になります。
テフロン加工が剥がれたら買い替える
表面のテフロン加工が剥がれた部分には、食材がこびりついて焦げ付きやすくなります。
テフロン加工が剥がれたら、買い替えも考えてみてください。
調理中に料理の汁気や調味料のハネに気を付ける
加熱中にフライパンの外側に、料理の汁気や調味料が垂れたり、ハネると、コンロの火で焦げてしまいます。
また調理後にお皿に料理をうつすときに、垂れた汁気が、フライパンの余熱で焦げ付くこともあります。
フライパンや鍋の周りに、液体が付いたときは、なるべく早く拭き取るようにしましょう。
コンロが汚れている
コンロ自体が汚れていると、フライパンや鍋の裏側に汚れた付着し、加熱によってこげ付きに変化します。
定期的にごとくやIHの清掃をしましょう。
調理後に拭き取るだけでも、焦げ付きの可能性は減らせます。
火力が強すぎる
ティファールの調理器具は、中火程度で充分、熱が伝わります。
強火にすると、フライパンや鍋の温度が高くなりすぎて、食材が焦げる原因にもなります。
まとめ
ティファールの焦げ付きを落とすときには、まず中性洗剤と水で試しましょう。
それでも落ちなかったら、重曹や油汚れ落とし119などで試してみてください。
重曹も油汚れ落とし119もアルカリ性のため、ティファールでは、あまり使用を勧めていません。
使ったら、必ずしっかり水洗いして、よく拭いてくださいね。
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