ガーベラは多年草なので、何年も開花を楽しむことができます。
花自体の寿命は1~2週間程度です。
咲き終わって枯れた花は、花茎ごと摘み取ることで、次々新しい花を咲かせることができます。
開花期(3~5月、9~11月)の間は、リンを含む肥料を切らさないようにするのが、開花のコツ。
ハイポネックス原液なら水で薄めるだけなので、すごく簡単ですよ。
ガーベラの鉢植えの寿命と花もちの期間
ガーベラの鉢植えの寿命
ガーベラは多年草なので、きちんとお世話をしてあげれば、何年も開花を楽しむことができます。
花の寿命は1~2週間程度です。
ガーベラの花もちを長持ちさせる方法
枯れた花はすぐに摘み取る
ガーベラは開花期の間、次々に花を咲かせる植物です。
咲き終わって枯れた花は、花茎から摘み取ってください。
種ができると、養分が取られてしまい、他の花や蕾に影響が養分が行き渡らず、開花に影響が出ます。
開花期には肥料を与える
ガーベラの開花期には肥料がかかせません。
ハイポネックス原液なら、水で薄めるだけなので簡単です。
10日に一度くらいで充分なので、水で薄めたハイポネックスを与えると、より開花を長く楽しめます。
日光に当てる
日光に当たらないと、葉だけが成長して、花が咲かないこともあります。
直射日光だと強すぎることもあるので、日当たりのよい半日陰で半日以上、日光浴できるといいですよ。
花もちを長く楽しむなら、
- 枯れた花は花茎から摘み取る
- 肥料を欠かさない
- 日光に当てる
以上3点に気をつけてみてくださいね。
ぐったりしたり、しおれる時の原因と対策
ぐったりする原因
- 土の表面が乾いていて、たっぷり水やりをしても回復しない
- 土が湿った状態が長く続いている
このような場合、ガーベラの根が傷んでいたり、根腐れ、根詰まりの可能性があります。
根傷み・根腐れの場合
ガーベラは水はけの良い土を好みます。
水のやりすぎで常に土が湿った状態が続くと、土の中の酸素が減る、多湿でジメジメする状態が続き、根が傷んだり、根腐れを起こしやすいです。
土から根を優しく掘り返し、根の状態を確認してください。
根が悪くなっている部分を確認し、取り除いたら、新しい土を用意して、植え替えしてみてください。
根詰まりの場合
ガーベラの根は、とっても成長が早いです。
一年経つと、根が成長して鉢の中でぐるぐる、とぐろを巻いてしまいます。
土の中に根が詰まってしまうと、土が水分を吸収できず、根から水分を吸収することができないため、地表部が水分不足に陥ります。
根っこごと鉢から取り出し、一回り大きい鉢に植え替えてあげましょう。
室内での育て方
ガーベラの鉢植えを室内で育てる場合に、とても大切なのが日光です。
日光が当たらなければ、開花せず、葉っぱだけが徒長します。
日当たりのいい窓辺などに鉢を置いて、半日以上日光浴をさせると花付きがよくなります。
夏場の直射日光は枯れる原因になります。
レースのカーテン越しの日光浴がおすすめです。
夏越し・冬越し
夏越し
真夏の暑さは、しおれたり枯れる原因になります。
30℃以上になったら、日当たりのよい半日陰で鉢を管理してください。
水は朝夕2回、涼しい時間帯に与えると水不足の解消になります。
ただし、土の表面が湿っている状態なら、様子をみて水やりしてくださいね。
冬越し
冬の寒さや霜はガーベラが嫌がるので、冬の間だけは室内に移動するといいですよ。
日当たりのよい窓辺などに置いてあげてくださいね。
外で冬越しする場合、気温が0℃になると。ガーベラは葉を全部落として休眠モードに入ります。
霜に当たると枯れてしまうので、園芸用の不織布カバーなどで霜除け対策してあげるといいですよ。
室内でも外でも、土の表面が乾いたら、日中の暖かい時間に水を与える程度で大丈夫です。
水を与えすぎると、根腐れの原因になります。
植え替えや肥料、水やりについて
鉢植えの植え替え
植え替えする場合は3月、9月の花が咲く前に済ませます。
植え替えする時に、株分けも一緒に行うといいですよ。
植え替えする時には、根っこの周りの土を軽く落として、一回り大きい鉢に植え替えます。
注意してほしいのが、植え替えの時に根を傷つけないようにすること。
根っこに傷が入ると根が傷んで病気になったり、土中の養分・水分を吸収できずに、枯れてしまう原因になります。
肥料
開花には肥料が必要
ガーベラは肥料切れを起こすと、花が咲かなくなる場合があるので、肥料切れには気をつけてください。
また、与える肥料の量が多すぎると、肥料やけを起こして、根が傷む原因にもなります。
与える肥料の種類
開花に必要なリンが含まれる肥料を与えます。
ガーベラは葉が多すぎても、花が咲きません。
葉の生長を促すチッ素を含む肥料は、与えない方がいいです。
鉢植えの場合、開花期の間、10日~14日ごとに液体肥料を与えましょう。
水やり
土の表面が乾いたら、たっぷり水やりをしましょう。
夏場の暑い時期は、土の乾燥をチェックして、小まめに水やりをしてください。
1日2回、朝夕の涼しい時間帯に与えましょう。
冬に休眠状態に入る場合は、ほとんど水を必要としません。
土が乾いたら、暖かい日中に、たまに水やりする程度で大丈夫です。
まとめ
鉢植えのガーベラの場合、日光・肥料に気を付けてあげると、何年も開花を楽しむことができます。
すぐに大きくなるので、1年ごとに植え替えも忘れず行いましょう。
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