きゅうりの萎れたのが復活できるのは、一時的な水切れの場合。
たっぷり水をあげて、涼しい朝夕に回復していれば大丈夫です。
病気や根腐れ、根傷みが原因の場合、根っこが水分を吸い上げられない状態になっています。
キュウリは病気などに弱く、回復が難しい野菜なので、生育環境の見直しをして、新しく育て直すことも考えてみてください。
きゅうりがしおれるけど復活できる場合
キュウリが萎れても復活できるのは、乾燥や気温上昇による一時的な水切れの場合。
たくさん水やりをして、夕方に回復すれば大丈夫です。
夕方になって気温が下がっても回復しなければ、他の原因が考えられ、復活は難しいです。
きゅうりは、一度枯れ始めたら復活が難しい野菜です。
夏の早い時期なら、もう一度、苗や種から育て直すことも考えてみてください。
『ケンシロウ』など、暑さや病気に強い品種もありますよ!
萎れる原因
きゅうりの苗や枝、実が枯れる主な原因は、水分不足です。
そして水分不足に陥る原因は
- 土の乾燥
- 気温の急な上昇
- 病気
- 根っこが傷んだり腐ったりしている
この中で、復活が難しいのが病気や根腐れです。
きゅうりは水はけがよい土地を好みます。
水のやりすぎ、水はけが悪い、湿度が高い環境では、病気になりやすいし、根腐れの原因にもなります。
また病気によって、根腐れや根詰まりを起こすこともあります。
根腐れを起こすと、当然ですが水分を吸収できないので、水切れを起こしキュウリが萎れます。
キュウリの根腐れを治すのは難しいため、新しく苗を植え直すことも検討する必要があります。
昼間に枯れる理由と対策
『昼間に枯れるけれど、夕方になると復活する』場合、つる割れ病やネコブ線虫の可能性があります。
つる割れ病
キュウリの根っこは、肥料をたくさん与えたり、過湿状態になると傷みやすいです。
フザリウム糸状菌などの菌が、根っこにできた傷から入って発症する病気です。
水の通り道である導管で繁殖するから、水の供給がストップして、胡瓜の株全体に行き渡らなくなってしまうんですね。
ネコブ線虫
ネコブ線虫は、きゅうりの根にぼこぼことコブができて、最後は全体的に枯れてしまいます。
もし昼間は萎れているのに、夜になると回復している、という状態が続いているなら、ネコブ線虫を疑ってみてください。
ネコブ線虫は、他の株にも同じ症状が出るから気を付けてくださいね。
乾燥気味の砂地で育てている場合になりやすいです。
暑さで枯れる時の復活方法
夏の暑さや急な気温上昇で枯れる場合、水をたっぷり与えることで復活することがあります。
けれど、気温が高い日中に水やりをすると、土の中が高温多湿でムレムレの状態になり、よくありません。
気温が下がって涼しい朝や夕方にたっぷり水やりをしてみてください。
きゅうりの苗が萎れる原因
キュウリの苗が萎れる原因として、
- 病気
- 害虫
- 過湿状態
- 肥料不足
があげられます。
苗の病気
つる割れ病・つる枯れ病・苗立枯病などがあります。
病気になってしまうと回復が難しいので、病気になりにくい環境の見直しをして、新しく苗を育て直すことを考える必要があります。
害虫
きゅうりの葉っぱを好む害虫はいくつかいて、
- ハムシ
- アブラムシ
- ダニ
等があげられます。
その中でも、ウリハムシというハムシ類は、胡瓜の葉に穴をあけてしまうんですね。
生育途中の苗の場合、すぐに葉っぱがなくなってしまい、枯れる原因になります。
過湿状態
水はけのよい土地を好むキュウリには、過湿状態は辛い環境です。
根腐れや根傷み、病気を引き起こす原因になります。
肥料不足
肥料が足りないと充分に生長することができず、苗を萎れさせる可能性があります。
肥料は多すぎても少なすぎても、よくないんですね。
きちんときめられた量と回数を与えるようにしましょう。
まとめ
キュウリは、水はけや日当たりのいい環境で、水分管理をきちんとすれば、育てやすい野菜です。
キュウリが病気にかかりやすい場合、新しく育て直す前に、環境の改善点はないか一度チェックしてみるといいですよ。
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