ハナミズキが枯れた時の復活対処法。枯れる原因や判断基準、枯れない剪定方法も紹介。

野菜・植物
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先日のこと、鉢で購入したハナミズキが、枯れていることに気が付きました。
なぜ?いつのまに?と考えたとき、最近忙しくて水やりや手入れを忘れがちだったことを思いだしました。

道を歩いていると、ハナミズキは街路樹としてもよく見かけますよね。
そのため、勝手に強い木だと思っていましたが、土が乾いていたりしたら水をあげないといけないようですね。

こういった経験から、この記事ではハナミズキの枯れる原因・復活対処法・枯れているか否かの判断基準・枯れない剪定方法を紹介していきたいと思います。

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ハナミズキは枯れたら復活対処法

まず木が枯れているかどうかの確認が必要です。
枝が簡単に折れる。折れた部分が褐色やそれに近い色である。
そういった場合は、枯死していると言えます。

根の状態を確認して根が傷んでいるようでしたら、枯死した部分を切除してください。

その後植え替えを行ってください。

植える場所としては、ハナミズキは滞留水や水はけの悪い所を嫌うので、水はけの良い所に植えてください。

  1. まず、木の根に付いている土を水でできるだけ丁寧に洗い流します。
  2. 鉢に植え替えする場合は、少し大きめの鉢に植え替えてください。
  3. そして、鉢よりも大きめのバケツに、3分の1程度の水を入れます。
  4. 鉢には定石どおりに鉢底石を敷き、大きめの赤玉土(微塵を抜く)を10cmほど入れて、その中に木を立てた状態でそのままバケツに漬けます。
  5. 鉢の中で根が水に少し浸かった状態で、赤玉土を入て根に馴染ませます。
  6. そこへ、さらに水を入れて、根が少し泳ぐような状態にしてから土をいれます。
  7. これを何度か繰り返して、鉢の縁の下まで土を入れ、その後バケツから取り出します。

     

  8. こうすることで根がほとんど傷まずに土に触れて、呼吸がしやすくなります。

木の根が乾燥しすぎないように、土の表面に椰子殻チップ・ミズゴケ・繊維状の樹皮などで覆ってあげてください。

そして、直接日光に当たらない所で養生させてあげるのが良いでしょう。室内でも良いと思います。

水持ちの良い赤玉土を使っているので、赤玉の表面が乾いてから水をあげるようにしてください。

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枯れる原因

枯れる原因としては、3つのことが言えます。

➀水やりの失敗
②土壌の水はけ
③病害虫

それぞれ紹介していきます。

➀水やりの失敗

ハナミズキは、水の与えすぎに要注意です。
鉢植えの場合は、地植えよりも乾燥に弱いため、水やりを忘れてしまうとすぐに、枯れてしまいます。
葉が萎れる前に水をあげてください。

地植えの場合は根付いたら基本的に水やりは必要ありません。
真夏に乾燥が続くようなら、葉が萎れてないか確認を行い、水をあげてください。

②土壌の水はけ

水の与えすぎと同じで、土壌の水はけが悪いと枯れる原因となります。

水はけの良い場所に植えてください。
もし、水はけの良くない場所しかない場合は、しっかりと土壌改良してから植えましょう。

③病気や害虫の被害

ハナミズキが罹りやすい病害虫は、うどんこ病・コウモリガ・アメリカシロヒトリなどです。

うどんこ病は、葉の表面に白い粉をまぶした様になって、弱ります。
有効なのは、冬季に殺菌剤を撒いて病原菌をリセットすることです。

コウモリガは、4~7月頃に幹や茎の中に幼虫が入り込みトンネル状に食い荒らします。

幼虫の通り道が見て分かるので、その穴に向かって殺虫剤を投入することで駆除できます。
虫が、雑草の中に潜んでいるかもしれないので、予防としてハナミズキの周辺の除草をおすすめします。

アメリカシロヒトリとは、白い蛾で、その幼虫が葉を集団で食い荒らします。

しかも一度発生すると、大量に発生して、周辺の他の木にまで広がるので、早期に対応することが必要です。
3月頃に予防のため、殺虫剤をかけておくのが良いと思います。

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本当に枯れたか判断基準はある?

本当に枯れているか否かの判断する方法として、太い幹の樹皮の一部を薄く切り取ります。
切り取られた部分が白~淡緑色をしていれば、その部分はまだ生きているということです。
しかし、淡褐色~褐色に変色していれば、その部分は枯死していると言えます。

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枯らさないための剪定方法

基本的に放置しておいて構いません。

間隔が狭い枝や絡み合った枝、土から生えてきた枝は根本から切り落としましょう。
また、枯れている枝も切り落としてください。

冬に花が終わった後で1回程度行うと、樹形が綺麗に整います。

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まとめ

ハナミズキを育てるのに適した場所は、日当たりと水はけの良い場所です。
地植えする場合は、鉢より少し大きめに掘って、底に腐葉土と暖効性の肥料を土に混ぜてください。

土も水はけの良い土壌にすることが大事です。養分不足の場合は、腐葉土や堆肥を入れた方が良いと思います。

水やりは、地植えの場合は特にしなくても大丈夫ですよ。
葉が萎れているようなら、水やりをしてください。

鉢植えの場合は、用土が乾燥したら適量の水を与えて下さい。やりすぎは枯れてしまうので注意です。

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