パンジーの黒い斑点の正体。ビオラの葉に黒い斑点も同じ現象?葉っぱが黒い、黄色や紫、白くなるのは病気?斑点病の症状とは。

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パンジーを植えていると、時々黒い斑点がついているのを見かけることがありますよね。
黒い斑点を見つけると、パンジーが病気にかかっているのではないかと不安になりますよね。

黒い斑点は、観察することで見分けがつきます。
黒い斑点の症状として、まず葉っぱの周りが青白っぽく変色していきます。
しばらくして、赤褐色の円形の斑点を生じ、やがて黒色の小粒点が現れます。

 

同じスミレ科スミレ属である、ビオラにも黒い斑点がつくことがあります。

パンジーとビオラは、植物学上は同じ植物ですが、それぞれの花の大きさで区別されています。
花が大きいほうがパンジー、小さいほうがビオラですが、そのほかの違いは特にありません。

したがって、ビオラの黒い斑点も同じ理由であることが考えられます。
パンジーの葉っぱが黒、紫、白に変色することがあります。
それぞれ、色によって原因が異なるので、確認する必要がありますね。

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パンジーの黒い斑点、ビオラの葉に黒い斑点が出るのは病気?

パンジーに黒い斑点がつくのは、病気とは限りません。
病気かどうかは、目で観察することでわかるんです。

はっきりとした黒いシミのような斑点が複数現象している場合は、病気の可能性があります。

 

病気ではなく、他の原因が考えられるものは、うっすらとしたシミといったものが見られる時です。

パンジーの葉っぱに黒い斑点が見られる場合は、斑点病・黒カビ病・黒点病などが考えられる場合以外に、新しい環境や生育環境に慣れるために現れる場合があります。

植物も、人間と同じで新しい環境に慣れるに時間がかかるんですね。

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パンジーやビオラの斑点病の症状とは

黒い斑点が病気だった場合、放っておくと症状が悪化します。

症状として、確認された黒い斑点が増え、葉っぱが枯れ始めるといった変化が確認された場合は、斑点病の可能性が考えられます。

悪化すると、パンジーが枯れてしまうだけではなく、病気のせいで土が感染してしまい、ダメになってしまいます。

 

また、一緒の鉢に植えている花にも病気がうつってしまうので気をつけなければなりません。

特に他の花にまで、病気がうつってしまうのは避けたいですね。
このため、病気の疑いがある場合は、早めに他の花から隔離する必要があります。

 

とはいえ、目で見て確認できる場合は良いですが、黒い斑点が病気かどうかを判別するのが難しい場合もありますよね。

このような場合は、放っておくとひどくなる可能性を考えれば、やはり早めに対処することが望ましいです。

 

黒い斑点を見つけた場合は、念のため別の花と一緒に植えている場合は隔離しておいたほうが良いでしょう。

斑点病の治療には、斑点病用の薬剤を使うと良いですよ。
斑点病の症状が見られる葉っぱを取り除いてあげるのも大切ですが、葉っぱの摘みすぎにはくれぐれも注意してください。

葉っぱを摘みすぎることによって、光合成できる葉っぱが減り、パンジーの成長に影響を出てしまうこともあります。

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葉っぱが黒い理由

葉っぱが黒く変色する現象は、特に寒い時期に見られます。
斑点状に広がっているわけではなく、葉っぱ全体が黒っぽく変色している状態であれば、病気ではありません。

 

パンジーは、寒い環境が苦手でストレスを抱えます。
ストレスを抱える状態になると、葉っぱがアントシアニンを合成するようになります。

この働きによって、葉っぱが黒っぽく変色してしまうのです。

 

パンジーの葉っぱの変色が寒さによるものであれば、そのままにしても悪化したり枯れたりするようなことはないのであまり心配はいりません。

パンジーを室内の窓辺など、日当たりの良い場所に移動させて、寒さから守ってあげることで、葉っぱの色が自然の色に戻ります。
パンジーを元気にしてあげたい場合は、寒さ対策に力を入れていく必要がありますね。

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黄色や紫、白くなるのは病気だから?

日当たりが悪い、または風通しが良くないと変色します。
また、肥料不足が原因であることが考えられます。

もし肥料が足りないようであれば、追肥をしましょう。

 

葉っぱの変色で、注意しなければならないのは、葉っぱが白くなっている場合です。
パンジーの生育環境が原因で起こる「うどんこ病」という病気です。

パンジーは茂りやすいため、風通しが悪くなることがあります。

この風通しの悪さが原因で、蒸れてしまいカビが生えてしまうのです。
放置しておくと、病気はどんどん広がっていきます。

白っぽい部分を見つけたら、すぐに薬剤を塗り、予防と治療をしましょう。
症状が、パンジー全体に広がっている場合は、残念ですが処分したほうが他の花への感染を防ぐことができます。

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まとめ

黒い斑点が、病気なのかを見分けるのが難しい場合、念のため他の花と隔離したほうがリスクを減らすことができます。
病気の原因は、生育環境が関係しているものもあります。
日当たりや、風通しなどの環境に気をつけ、パンジーの特徴を知っておくことで、病気を防ぐこともできますよ。

パンジーやビオラは、カラフルで庭を明るくさせてくれます。
ぜひ、お手入れや日々の観察を大切にして、元気に咲かせてくださいね。

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