便利なSuicaですが、お子さんにも持たせている、もしくは検討している親御さんもいるのではないでしょうか。
子供ですと、大人よりもまだまだ注意が必要な時期ではありますが、電車の乗り降りがスムーズにできますし、乗り越しても窓口で手続きする必要もないので安心な面もあるかと思います。
心配なのは、子どもがSuicaを紛失してしまう可能性があるということ。
紛失した場合、誰かに拾われて悪用される可能性もあります。
悪用を防ぐために、まずは紛失を申し出て利用停止をお願いしましょう。
失くした場合には、再発行をしますが、再発行に必要なものをそろえなくてはなりません。
また、気になるのはSuicaに入っているチャージについてです。
残額の保障は、システム停止完了となった時点でのチャージ残額しか保証されないので注意が必要です。
後ほど詳しく説明しますね。
子供がsuifaを紛失して最初にすること
Suicaを紛失して最初にすることは、まずは紛失を申し出てSuicaの利用停止をお願いすることです。
駅は特に、人通りが多いので誰の手に入ってしまうかわかりません。
親切な人であれば、落とし物として届けてくれるかもしれませんが、なかにはそうではない人もいるため、悪用されて大変な思いをすることも考えられます。
それを防ぐためにも、紛失に気づいたらなるべく早く届け出る必要があるのです。
申請する際に必要なものは、お子さん本人の身分証明書です。
窓口にて、Suicaの登録情報と本人確認書類でカードを特定する必要があるためです。
ですから、必ず忘れずに持っていきましょう。
申請できる場所は、JR東日本のみどりの窓口・JR東日本のSuica利用可能エリアの駅・利用しているJRバス営業所となっております。
再発行したSuicaは、すぐに受け取ることができないので、窓口には2回行く必要があるので、なるべく近くの窓口を選ぶようにしたいですね。
再発行のやり方
窓口に行き、紛失したことを伝えると、再発行申請書を渡されます。
その書類に、紛失した本人の情報を記入しましょう。
ここで、入力情報を間違えてしまうと、紛失再発行サービスが利用できなくなってしまうので、正しく入力しているかを確認するようにしてください。
この手続きをすることによって、利用停止と再発行を同時に進めてもらうことができますよ。
手続きが終わったら、紛失再発行整理券がもらえますが、再発行Suicaを受け取る際に必要になるので、失くさないように保管しておきましょうね。
また、身分証明書もこのとき必要になります。
再発行には、手数料520円と、新しいSuicaの預かり金500円がかかるので、現金が必要です。
再発行受け取り時は、紛失再発行整理券と現金、身分証明書を持っていきましょう。
失くした子供用のスイカがでてきたら
もし、失くしていた子供用のSuicaが見つかったとしても、預かり金は戻ってくるので安心してくださいね。
見つけた場合は、みどりの窓口に持っていくことで、預かり金が返金されます。
返金の際には、公的証明書の提示が必要になるので、免許証などを持っていくと良いでしょう。
注意しなければならないのは、再発行したSuicaは、申請後14日以内に受け取らなければならないことです。
なぜなら、14日を超えてしまうと、再度申請手続きしなければならなくなるからです。
申請したら、なるべく早く受け取るようにしてください。
親の管理対策
お子さんが家に帰ってきたら、Suicaがちゃんとあるかどうか毎日確かめることで、万が一紛失したときに早めに気づくことができるのではないでしょうか。
ですが、忘れてしまうこともあるし、忙しいときはなかなか難しいこともありますよね。
パスケースのポケット部分にボタンがついているデザインだと、Suicaが落ちづらいのでおすすめですよ。
また、リュックなどの持ち物にくっつけるタイプのパスケースは、親御さんの目に届きやすいです。
また、お子さん本人もリュックの中から探し出す必要もなく、引っ張り出して提示するだけなので簡単です。
常にリュックについているので、忘れ物することもありません。
もしよければ、この機会に新しいパスケースを用意してみてはいかがでしょうか。
まとめ
Suicaがあると、交通の便では特に便利です。
しかし、Suicaなどのカードは大人でも失くしやすいものです。
もし、紛失してしまったとなれば、手続きにかかる時間や費用を負担することにはなりますが、なるべく早く窓口で手続きすることが大事です。
早めに手続きすることは、万が一悪用された場合の被害を軽減することができます。
とはいえ、一番はSuicaを失くさないことですね。
手持ちタイプのパスケースよりも、持ち物にくっつけるタイプのほうが失くしにくいのでおすすめですよ。
Suicaを失くしたとしても、慌てずに利用停止手続きを忘れずに行いましょう。
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